都筑区 社会
公開日:2025.06.19
市資源循環局
「5(ご)・3(み)計画」順調に推移
先行9区の成果を公表
横浜市は昨年10月から、ごみ処理に伴う温室効果ガスの排出量削減を目的に、市内9区で先行して実施したプラスチックごみの分別の効果について、1人当たりの年間削減量が当初の目標を上回る結果となったと公表した。
新分別が浸透
プラスチックごみの分別について、横浜市は昨年1月に「ヨコハマぷら5・3(ごみ)計画」を策定。これまで焼却されてきたプラスチックごみのうち、文房具や玩具、調理器具などプラスチックのみでできた製品も「プラスチック資源」としてリサイクルできるようにルールを変更。2030年度までに焼却されていたプラスチックごみの量を22年度比で2万トン、市民1人当たり年間5・3kg削減の計画目標を掲げた。
分別は昨年10月から旭区や瀬谷区など9区で先行して開始。今年4月から都筑区を含む全18区で始まった。
先行の9区での半年間の結果では、焼却されるごみに含まれるプラスチック資源の量は、22年度に比べ約36・7%(約704トン)減少。これまでも分別していたプラスチック製の容器包装が約33・4%(約364トン)減少したのに対し、新しく分別が始まったプラスチック製品は約41・0%(約340トン)も減少した。
これを一人当たりの年間削減量に換算すると、5・6kgとなり、計画目標の5・3kgを上回った。また、この結果が全市で1年間続いた場合、温室効果ガスの削減量は年間5・0万トンに上ると計算した。
今回の結果について市資源循環局は、「先行の9区でプラスチックごみの分別、リサイクルの拡大が着実に進んでいる。今後もさらに周知に取組を、脱炭素の行動を推進したい」とコメントした。
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