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公開日:2025.07.10
高校総体陸上競技
区内3校インターハイへ
對馬さん、南関東覇者に
栃木県で開催された関東高等学校陸上競技大会で、荏田高3年の對馬マリアムさんが女子100mで優勝するなど、区内3校の選手が活躍。6種目で全国高校総合体育大会(インターハイ)出場を決めた。インターハイは7月24日(木)から広島県で開催される。
荏田高校
荏田高校は、對馬さんが女子100mで優勝したほか、200mでも4位に入賞。また4×100mリレー〔對馬さん、宮内日菜さん(3年)、阿部遥風さん(2年)、仁谷美咲さん(2年)〕、でも5位に入賞し、3種目でインターハイ出場を決めた。
"南関東最速"の称号を手にした對馬さんは「他の選手が想像以上に早くて自信を失いつつあったが、後半の伸びが良くいいレースができた。スタートが課題なので、全国に向けて調整していきたい」と語った。
4×100mリレーに出場した選手らは「部内でも一番の目標としていた『リレーでインターハイ出場』を果たし、ホッとしている。決勝でバトン渡しに課題が見えたので、改善していきたい」と前を向く。
顧問の神谷智夫さんは「関東大会は全国までの道のりで最後に立ちはだかる難所。全力を出し切った選手たちは本当に素晴らしい。全国大会は力を試せる最大の場。悔いのないよう頑張ってほしい」と鼓舞する。
中大横浜
中央大学横浜中・高等学校では、女子3000mで岡崎萌々さん(3年)が3位表彰台に上り、種目は異なるものの3年連続でインターハイ出場を決めた。
また女子5000m競歩の高橋野乃さん(2年)が、自己ベストをマークし、5位に入賞。初出場の南関東大会から一気に全国大会の切符も手中に収めた。
岡崎さんは、3000m決勝の前々日に行われた1500m決勝で、思うようなレースができず8位に終わりインターハイ出場を逃していた。この悔しさからレースを反省し、周囲に惑わされず、自分のペースを信じて押していくレースを展開。「これまでで一番良い順位でインターハイを決められ、うれしかった」と笑顔を見せた。
インターハイ出場は3年連続だが、3000mでは初めて。過去2回は他の種目で予選敗退で終わっていることから、「単独走になっても9分20〜25秒のタイムを出して決勝に残りたい」と意気込んだ。
大会前日まで「緊張していた」という高橋さんは、「まだ2年生なので『チャレンジャーの気持ちで』」と切り替え、レースを楽しむことを前提に本番に臨んだ。会場となったスタジアムの大きさや鮮やかなブルーのタータントラック、応援の多さなどに「わくわくしてうれしくなった」と笑顔で振り返る。
盛夏での本番。「暑いのは得意ではないので、練習に力を入れ、克服したい」と決意を語る。目標は自己ベストの更新と「歩き終わったときに『今日はいいレースができた』と自信を持って言えるように」と自らに誓った。
川和高校
川和高校では、女子800mに出場した尾引悠歩さん(2年)が自己ベストを更新。2位に入り、県大会で逃した表彰台を射止め、インターハイ初出場を決めた。尾引さんは「周りの人の協力のおかげ」と感謝した。
予選で余裕を持って県大会の決勝で出した自己ベストに次ぐ記録を出した尾引さん。「全国出場を意識せず、誰よりも楽しんでやろう」と臨んだ決勝。600mの時点で5位だったが、予選同様に余裕のあるレースができていたことから、自ら仕掛け、ラストスパート。ゴール直前で3位の選手を交わし、2位に滑り込んだ。
中学で陸上をはじめて以来、初めての出場となる全国大会。「周りの人に感謝を伝えられるような走りをしたい」と抱負を語った。
女子800mは、7月5日の日本選手権で自らの持つ日本記録を更新したばかりの久保凛さん(東大阪大敬愛高3年)が3連覇に挑むなど注目を集メル種目。尾引さんは「全国大会で緊張するのはもったいない。名前負けしないよう練習に自信を持ち本番を楽しみたい」と自己ベスト更新を目標に掲げた。
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