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都筑区 文化

公開日:2025.08.28

ジャズピアニスト壷阪さん
横須賀でライブ
「soraya」で出演

  • 来場を呼びかける壺阪さん(左)

 都筑区出身のジャズピアニストで作曲家の壷阪健登さん(31)のユニット「soraya」によるライブが9月27日(土)、横須賀市本町のヨコスカ・ベイサイド・ポケット(京急汐入駅前)で開かれる。

 名門バークリー音楽大学を主席で卒業し、国内外で支持を得る壷阪さんがボーカル、ベース担当の石川紅奈さん(31)とともに柔らかで奥行きのある音色を奏でる。午後4時開演。

 壷阪さんは「自分に影響を与えた、数々のジャズ演奏家が出演してきた歴史ある舞台に立てることは光栄。2人なりのアレンジを持っていきたい」と本番に向けて意欲を見せている。

 自身は6歳からピアノを習い、中学生の頃ジャズと出合った。周囲は自然がそばにあり、感受性が育まれたという。「元から音楽が好きで、中でもジャズは衝撃を受けた。音づくりの自由度が高く、演奏していても知らない世界に飛び込むことができる」と笑う。

 新型コロナ禍の影響で活動がストップした2022年、学生時代に面識のあった石川さんとインターネットを通じて再会。音楽論を交わし、意気投合したことがきっかけで2人の活動がスタート。「当時は変化すべき時期だった。一緒に考えたことで成長できた」と壷阪さん。音楽が紡いだ縁に感謝する。今秋には同ユニットとして2枚目のアルバム発売も予定。各種メディアで特集が組まれるなど、一躍注目を浴びている。

 今春、区内中川中央に定員約300人の「ボッシュホール」が完成した。同ホール隣接のカフェで作曲に取り組むことが好きだといい「地元に素晴らしい場所ができた。機会があれば演奏したい」と心待ちにする。

 チケットはS席4500円、A席3500円(学割あり)。購入は横須賀芸術劇場【電話】046・823・9999。

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