都筑区 教育
公開日：2025.09.18
横浜こども会議
「いじめない」自分考える
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話し合う小学生の代表ら
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区交流会で決まった｢都筑区宣言｣
いじめの未然防止を目的に、全市立学校の児童生徒が主体的に考え、話し合う「横浜子ども会議」の区交流会が８月末、各区で開かれた。都筑区では児童生徒の代表が集まり、「都筑区宣言」を決定した。
都筑区の区交流会は、事前に区内８つの中学校と各学区内の小学校を１つのブロックとし、各校の代表が今年度のテーマ『いじめをしない自分でいるために〜つながる、広げる、いじめの未然防止の輪〜』について、｢自分に何が出来るか｣を話し合った結果を発表。発表内容を基に、グループに分かれて話し合い、いじめをしないために大切にすることを「都筑区宣言」として決定した。
想像力と思いやり
折本小学校６年の中沢楓子さんは「自分が思いつかない意見が出たり他の小学校の話が聞けて良い機会だった」と感想を語った。また文字情報が中心のＳＮＳは、意味や感情の食い違いが起こりやすいため、「自分も嫌なことを言ってしまったことがあるかも」と振り返り、いじめに発展させない方法として、「仲の良い友人から話してもらう｣｢周囲に呼び掛ける」などの考えを語った。
都田中学校３年の金莉那さんは「複数の中学校で活用されている目安箱的な役割の『つぶやきボックス』の活用が未然防止に有効」との感想を持った。またいじめがエスカレートする前に「頼れる場所を作れるよう、代表として使命を全うしたい」と力強く語った。
生徒指導選任で都筑区顧問校長の川和中・高部振司校長は「グループごとに自主性を発揮していた。これを機に今後につながる活動にしてほしい」と期待を込めた。
この日の発表は今年度中に改定する各学校の「学校いじめ防止基本方針」に反映される。
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