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都筑区 社会

公開日:2025.11.20

節目に誓う恒久平和
戦没者遺族会が追悼式

  • 式辞を述べ黙礼する中山会長

 都筑区戦没者遺族会(中山昌司会長)は11月14日、かけはし都筑で第31回都筑区戦没者戦争犠牲者追悼式を執り行った。

 追悼式には同会役員および一般会員のほか来賓を含め約30人が列席。黙祷の後、佐々田賢一区長、森本浩吉神奈川県遺族会会長らが来賓として追悼の辞を述べ、献花をした。

 遺族会会長の中山さんは「大戦が集結して80年。戦争を知らない世代が大半を占める。尊い犠牲のもとに平和と繁栄があることを風化させず、再び悲しい歴史を繰り返さないよう後世に伝えることは私の責務」と式辞を述べた。

「戦後100年」に向け

 昨年、本紙の取材に「日本遺族会の会長が語るように、『戦後』は100年経たなければ終わらない。遺族会も100年は守っていきたい」と語った中山さん。戦後80年の節目を迎え、改めて会員減少の現状を憂う。「遺族の子どもたちの世代にも関心を持ってもらえれば」と呼び掛けた。

 遺族会には戦没者遺族であることが確認できれば入会できる。問合せは事務局【電話】045・943・4058(都筑区社会福祉協議会内)。

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