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公開日:2025.11.20
中学生が独・大学と交流
異文化理解を深める
茅ケ崎中学校(土谷満校長)とサレジオ学院中学校高等学校(鳥越政晴校長)に10月29日、ドイツのテュービンゲン大学の学生や教職員らが訪問。教育現場の見学や生徒との交流を通じ、互いに異文化理解を深め合った。
テュービンゲン大学は500年以上の歴史を持つ、ドイツの大学。今回は研修旅行の一環として、教育活動の見学を目的に来日。区内では、茅ケ崎中学校とサレジオ学院中学校高等学校を訪問した。
茅ケ崎中
茅ケ崎中学校では、授業参観のほか、生徒会本部役員(7人)とドイツ語を話せる生徒(3人)が代表で交流。生徒自らが通訳を務め、学校の紹介を行ったほか、大学関係者らの質問に笑顔で応じる姿も見られた。
生徒会長を務める鈴木藍さんは「生徒会長として茅ケ崎中の魅力を紹介できた。日本とドイツの学習環境についての話を通じて交流が深まり、貴重な経験になった」と振り返った。
土谷校長は「授業参観の際、生徒の皆さんがフレンドリーに交流する姿が見られ、国際交流の促進に大きく寄与したと感じた。特にドイツ語で交流した生徒は、優れた語学力と積極的な姿勢を発揮し、異文化理解の面でも良い刺激になった」と話した。
サレジオ学院
サレジオ学院には、同大学の修士課程に在籍する教員やアテンド役の東京大学の学生が来校。校内ツアーや授業参観、教員同士のディスカッション、ランチなどを通して生徒たちと和やかに交流が行われた。生徒らは、お互いの学校生活や将来の夢について、英語で会話を交わした。
鳥越校長は「ドイツの先生方は本校の生徒と教員の礼儀正しさと距離の近さを感じさせる関係性に感銘を受けていた」と話し、「グローバルスタンダードを知るためにも、今後も学びの機会を提供していきたい」と生徒らへの思いを語った。
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