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都筑区 教育

公開日:2026.09.24

牛久保小6年生 「最後の世代」自覚し聴講 松本正さんの「被爆」体験

  • スライドを使い被爆体験を語る松本さん

    スライドを使い被爆体験を語る松本さん

  • 講演後、児童と握手する松本さん

    講演後、児童と握手する松本さん

 牛久保小学校(金子由美校長)の6年生はこのほど、広島市出身で、10年ほど前から原爆の被爆体験を語り続けている松本正さん(95・神奈川区在住)から、当時の体験談を聞いた。

 原爆が投下された1945年当時、14歳で中学3年生だった松本さんは、学徒動員で出勤した工場で被爆した。

 松本さんは「原爆が落ちた時は、何が起きたか分からなかった。近くの弾薬庫が爆発したのかと思った」と振り返った。強烈な閃光と爆発音で、当時の人は「ピカドン」と呼んだ原爆。「たまたま防空壕の近くにいたので助かったが、光は七色に見え、きれいだった」とも語った。

 一命を取り留めた松本さんだが、原爆で身内10人を失った。「私は『ずるい被爆者』。けがもせず、火傷も負わず、逃げ回っていただけ」と自分を責め、被爆体験を語ってこなかったが、「役に立てるのなら、命ある限り」と2014年から自身の体験を語っている。

 松本さんの話を聞いた児童らは「原爆のことを知っているつもりだったが知らないことを思い知らされた」「私たちが被爆者の話を聞ける最後の世代かもしれないので、松本さんの話を次の世代に伝えていきたい」と感想を述べた。松本さんは「良い言葉がもらえてうれしい」と喜び、児童たちに向かい、拍手で感謝の意を表した。

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