横浜市立今宿南小学校(渋谷克子校長)が今年度、創立30周年を迎えた。30年の記念に、児童がキャラクターと記念ソングを制作。キャラは4月に、歌は10月始めに完成し、学校行事などさまざまな場面で披露されている。
同校は1982年に開校。開校時から毎年40人〜50人の新入生が入学しているため、児童数は30年間比較的安定しているという。現在は273人で、各学年2クラスずつだ。
記念キャラは、児童からデザイン画を募集。最終的に各学年の代表6作品まで絞り込まれ、投票で正式決定した。
選ばれたのは4年生の児童が考えた作品で、同校の屋上から見え、校歌の歌詞にも使われている「富士山」をモチーフにした「イマミ(=今宿南小の略)フジコ」ちゃん。5月の運動会ではトリを務めた6年生のプログラムで披露され、家庭や地域に毎月配布される学校便りにも掲載されるようになった。
記念ソングは、児童が「記念ソング実行委員会」を結成。「いまじゅくみなみしょうがっこう」を頭文字に、学校の好きなところや良いところなどを取り入れた歌詞を全校児童から募集した。集まった中から、委員会の児童が歌詞を選定。メロディーも自分たちで考えたという。制作期間は約2ヵ月。タイトルは「スマイル イマミっ子」で、「いつも元気な イマミっ子〜」と始まり、メロディーも明るく元気なものに仕上がったという。11月19日の記念式典でも披露される。
福嶋圭輔副校長は「キャラクターも記念ソングも30年の記念で終わるのではなく、これからずっと受け継がれるものになれば」と話している。
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