旭区版 掲載号:2012年11月8日号
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巨人からドラフト育成1位で指名された、横浜高校3年生 田原 啓吾さん 瀬谷区在住 18歳

一球に、揺るがぬ思い

 ○…「一刻も早く1軍で投げられるようになりたい」。9月末、巨人の入団テストを受けた約60人のうち、合格した3人のひとりだ。支配下登録、1軍を目指す育成選手として、憧れだった球団から指名された。同じく育成で巨人入りし、08年に新人王に輝いた山口鉄也投手を目標に挙げ、「マウンドに立つ以上、ポジティブに気持ちを前面に出していく」と力を込める。

 ○…祖父の影響でグラブを手にし、小2で始めた野球にずっと打ち込んできた。瀬谷中時代は横浜瀬谷ボーイズの主戦投手。高校では強肩強打の野手としても出場し、2年夏には智弁学園を相手に甲子園のマウンドを経験する。バッテリーを組んだ1年先輩で現日本ハム捕手、近藤健介選手は日本シリーズで代打出場を果たした。高卒新人のシリーズ出場は球団史上初。テレビ画面に向かって思わずシャッターを切った。「対戦したい気もするけど、またバッテリーを組んでみたい」。携帯電話に写る元女房役に、熱い眼差しを向ける。

 ○…2年春のセンバツ出場前、利き手の左手を疲労によるしびれが襲い、メンバーを外れた。夏に復帰してあらためて、試合に出られるありがたみが身にしみたという。入部当時は練習嫌いで退部が頭をよぎることもあったが、「お前が家庭を守れるようになれ」と激励してくれた渡辺元智監督や小倉清一郎コーチ、そして仲間たちに支えられてきた。「やめる部員にも『頑張れよ』と声をかけるいいチームだった。ここで野球ができて、本当によかった」

 ○…昔、キャッチボールをした2人の弟は、長野・松本第一高の投手と瀬谷中野球部の主将。寮生活で家族との時間は限られていたが、家に帰れば小5の妹の面倒を見る兄の一面も。オフを過ごした地元瀬谷では、将来や異性の話題が尽きない友人との時間が、今も貴重だ。「今は野球のことしか考えられない」。夢に描き続けてきたプロのマウンドに、上がる日が近づいている。

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