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旭区版 公開:2020年3月12日 エリアトップへ

市内出身飯束さん 東京五輪 日本代表に セーリング 決勝進出狙う

スポーツ

公開:2020年3月12日

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競技中の様子(株式会社エス・ピー・ネットワーク提供)
競技中の様子(株式会社エス・ピー・ネットワーク提供)

 市内戸塚区在住の飯束潮吹(いいつかしぶき)さん(31)・畑山(はたやま)絵里さん(27)ペアが2月、東京五輪のセーリング日本代表に内定された。今夏に江の島で行われるレースに向け、飯束さんは「応援してくれる人の期待を背に、決勝進出を目指したい」と意気込みを語る。

 セーリングは風を利用した力で海上のヨットを走らせ、着順を決める競技。出場するのは長さ約5m、幅約2・5m、高さ9mの大型ヨットを男女のペアで操る「フォイリングナクラ17級(混合)」。時速は50Kmを超え、セーリングの8種目の中でも最速の種目だ。

 2016年のリオ五輪からの新種目である同クラス。飯束さん・畑山さんペアは、今回が日本代表として初の五輪出場となる。東京五輪では、世界各国の代表20チームが出場。6Kmの距離を約30分かけて行うレースを、1日3レース・4日間にわたる予選を行い、着順によるポイントを争う。最終的に獲得ポイントに応じて上位10カ国が、決勝へと駒を進めることができる。

 今回の出場内定を受けて、飯束さんは「決まった瞬間、多くの知人から連絡がきて嬉しかった。声援を後押しに、決勝進出を目指して頑張りたい」と目標を掲げる。

種目変えての出場

 飯束さんは戸塚区出身。小学生からセーリングを始め、今回の会場となる江の島を拠点に練習に励んできた。中学生、高校生の頃には、国際大会で表彰台に登るなどの成績を収めてきた。

 一方で、五輪代表に選ばれたのは初めてで、これまでの道のりは平坦ではなかった。リオ五輪には別種目で挑戦していた飯束さんだが、結果は振るわず出場が叶わなかった。それでも夢を諦めきれず、新しい種目のフォイリングナクラ17級に着目。リオ五輪への予選敗退を機に競技から退いていた知り合いの畑山さんを、経験値と能力の高さから「五輪出場を目指そう」と誘い、翌年から出場を見据えて活動を始めた。

 東京五輪の出場国を決める予選の3大会で成績上位20カ国の中に入り、見事出場権を獲得した。「目標としていた出場を決められて、まずはホッとしました。地の利もあるレースとなるので、今までの経験を生かしつつ緊張せずに伸び伸びとした気持ちで臨みたい。そしてなにより楽しみながらレースをしたいですね」と笑顔を見せた。

飯束さん(左)と畑山さんペア
飯束さん(左)と畑山さんペア

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