旭区内の20郵便局・ゆうちょ銀行横浜旭店と旭土木事務所は9月1日、区内の道路・公園施設などの不具合の発見と報告に関する協定を締結した。早期発見により、市民の安心・安全につなげたい考えだ。
同協定は、郵便局員やゆうちょ銀行員が勤務中に発見した旭区内の道路・公園施設・河川などの不具合や不法投棄、落書きなどを土木事務所に報告することで事故を未然に防ぐことなどが目的。旭区内には道路約580Km、水路約100Km、198の管理公園などがある。これらの場所で不具合などを発見した場合、電話による報告のほか、FAXやスマートフォンなどのカメラで撮影した写真をEメールで送付する仕組みとなっている。なお、同様の協定は市内18区で進められており、旭区は12番目となる。
安全・安心に多くの目
1日に土木事務所で行われた協定の調印式には、横浜今宿南郵便局の佐藤弘行局長(横浜市西部地区連絡会地区統括局長)、旭土木事務所の渡邉知幸所長ら14人が出席。協定書に署名をし、同日から連携が実施されることが確認された。
佐藤局長は「旭区は高齢者が多い街。道路の陥没は自動車だと大したことがなくても、自転車や歩行者にとっては事故につながるので注意したい。旭区が本当に住みやすい街になれば」と思いを述べた。また、渡邉所長は「我々の日常点検に加え、多くの監視の目が増えることで不具合に対しより早く対処できれば。大きな事故が起こる前に対応することで、区民の安全・安心につながる」と話した。
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