若葉台の星槎高等学校で11月14日、国際交流イベント「SEISA Africa Asia Bridge2020」(SAAB)が開催された。今年は新型コロナウイルス対策のためにオンラインを中心に企画され、世界30カ国、約2万人がつながった。
同校を含め、全国各地に幼稚園や学校などを持つ星槎グループ。SAABは同グループが年に1度実施しているイベントで、アフリカ・アジアなどの国とつながる架け橋となることを目的に、今年で6回目を迎えた。昨年までは大使館関係者をはじめ、国内外から多数の関係者が同校に集って行われてきたが、今年はコロナ対策の観点からインターネットを活用したオンラインでの企画を中心に開催された。
動画でライブ配信
当日は動画配信サイト・YouTubeで6つのチャンネルが設けられ、同校やJICA横浜=中区=会場などの取り組みをリアルタイム・録画で配信。ミャンマーの暮らしを伝えるライブ中継やアスリート・パラアスリートのトークイベント、演劇などが行われ、各会場や画面を通して世界30カ国がつながり、約2万人が参加した。
SDGs(持続可能な開発目標)をテーマに、全国各地のグループ校などに通う生徒らが未来について各自の考えをプレゼンテーションする「sTED」も実施。会場での登壇、Zoomでのオンライン配信、録画した映像の放送などを通じ、差別や貧困、フェアトレードといった項目について、熱弁を振るった。
同校スタッフは「感染症対策を入念に行い、学びと関わり合いの輪を広げることができた。来年も引き続き皆さまと共にSAABを作っていきたい」と話した。
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