旭スポーツセンターに勤務して講座などを担当する 伊丸岡 亮太さん 川島町在勤 33歳
体を動かす一歩を後押し
○…区民がスポーツに取り組む身近な活動拠点である旭スポーツセンター。選手や指導者として、長年陸上に取り組んできた経験を生かし、講座の講師などを務める。「実際にやって見せられるのが自分の強み。一緒に体を動かして楽しくやっていきたい」。初めて企画したかけっこ教室のレベルアップ講座でも、参加者と一緒に汗を流す。
○…北海道出身。小学4年から陸上を始め、高校3年時に100mでインターハイ3位、筑波大時代には4×100mリレーでインカレ優勝という華々しい実績を持つ。大学卒業後は地元の高校や大学で働きながら、競技や指導に従事。次第に指導の比重が大きくなっていく中、「指導だけでなく、スポーツの経験を社会に還元したい」という思いが募っていった。そこで、全国的に規模が大きく、幅広い事業を展開する横浜市体育協会(現・市スポーツ協会)への転身を決意。3年前から旭スポーツセンターで勤務し、かけっこ教室などを担当してきた。
○…競技で結果を追い求めてきた一方、「スポーツとはもっと自由に楽しんでいいのでは」という思いも。そんな中で最近興味を持ったのがプロレス。まだ現地での観戦経験はないが、「見せることに特化していて本当に面白い」と語り、エンターテインメント性に魅せられている。
○…選手時代は実績を残した裏で、けがに苦しんだ経験もあった。だからこそ「効率的に走れるし、ケガも減らせる」と、正しい体の使い方を伝えることを重視して安全にも配慮する。「楽しむだけでなく、健康のためにちょっと体を動かしたいという人にも貢献できれば」。講座などを通して、世代を問わず体を動かすための一歩を後押ししていく。
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