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「大人の塗り絵コンテスト 懐かしいおもちゃ編」で入選を果たした 島貫 芳明さん 若葉台在住 103歳

掲載号:2021年4月15日号

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「人との交流」が若さの源

 ○…河出書房新社主催の「大人の塗り絵コンテスト」に幼い頃遊んだやっこ凧の塗り絵を応募し、懐かしいおもちゃ編で入選作品に選ばれた。100歳過ぎて始めた塗り絵。若葉台中央自治会老人会「やまゆり会」の大人の塗り絵・切り絵サークルに毎週参加し、歌を口ずさんでご機嫌に色付けを楽しんでいる。ユーモア溢れる語り口で周囲を和ませ、70代中心のサークル仲間からも慕われる。「大好きな塗り絵を介して皆さんと交流できうれしい」と笑う。

 ○…豪雪地の山形出身で、雪道と格闘し精神力を培った。17歳で東京・両国に。卸問屋の丁稚奉公として日用品を自転車に積み販売した。青春時代は戦争真っ只中。盧溝橋事件後すぐ20歳で徴兵され2年半ほど中国へ。帰国した翌年に再び赤紙が届き、太平洋戦争半年前に満州に派遣され、当時のソ連との国境警備を任された。2度の召集が考慮され戦争の最中に帰国を許されて、様々な港を経由し帰還。その後は相模原の造兵廠に勤めて終戦を迎えた。「戦地を2度経験したけど、ケガもせず運がよかったね」

 ○…戦後間もない頃は妻子を養うため、闇屋としてサツマイモなどを食糧難の人々に提供。「皆互いに助け合い生きた時代だった」。30歳の時に三菱重工に入社し、高い技術力を持つクレーン工として定年まで勤務。現役引退後もクレーン技術を生かした仕事や病院警備員と、75歳まで仕事に励んだ。「熱心に魂込めて仕事をすれば必ず光るところが出てくる」と現役世代にエールを送る。

 ○…40代から浪曲を習い芸名を持っていた趣味人でもある。元気の秘訣はしっかり食べることで、好き嫌いなく毎食完食する。人生訓通り「朗らかに人を恨まず、助け合う」生き様が周りの人々に希望を与える。

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