9月を敬老月間とする横浜市は9月14日、100歳以上となる市内高齢者が昨年より101人増え、1818人と発表した。うち旭区民は125人。左近山在住の女性・松本まささんが市内最高齢で、111歳となった。
横浜市では9月15日の老人の日にあわせ、住民基本台帳に基づく市内の100歳以上高齢者(9月1日現在における9月15日時点での満年齢)の状況を発表している。今年度の総数は前年比101人増の1818人で、うち女性が全体の約86%となる1569人だった。女性の最高齢は111歳、男性は108歳。
旭区内は女性が103人、男性が22人の計125人。そのうち新たに100歳を迎えた人は41人となった。
横浜市では今月中に、100歳を迎えた人と101歳以上の人に長寿の祝品を贈呈する。
111歳、元気に食事も一人で
市内最高齢となる松本まささんは1909年(明治42年)11月生まれの111歳。長女の西出康子さんによると、松本さんは89歳の時に大阪から西出さんが暮らす左近山に引っ越してきた。数年前から保土ケ谷区内の施設に入居しているが、自宅で過ごしていた時は100歳を超えても地域ケアプラザに通って絵を描き始めるなど活動的だったという。
現在はコロナ禍で親族もガラス越しでの面会だが、質問に対してきちんと返答があり、食事も一人でできる状態。西出さんは「日本酒と焼き鳥などの肉が大好きな母。コロナ禍でなかなか会えず寂しいが、元気に過ごしていて嬉しい」と長寿を喜んだ。
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