(PR)
医療法人順正会横浜鶴ヶ峰病院 念願の｢アネックス地域医療」を開設 総合的に医療・福祉・介護を提供し、高齢化進む地域に貢献
アネックス地域医療（横浜鶴ヶ峰病院内 【電話】０４５・４８９・４５１１）
地域のための包括医療を実践する、医療法人順正会「横浜鶴ヶ峰病院」。取り組みの一環として医療・福祉・介護の拠点「アネックス地域医療」を開設した、同病院の田中淳一病院長に話を聞いた。
―鶴ヶ峰病院を取り巻く医療環境の変化や現状は？
「横浜市の高齢化率（総人口に占める65歳以上の割合）は24・７％（２０２０年）で、病院の開設されたころの１９８０年が６・３％でしたので大幅に高齢化が進んでいます。その中でも旭区は、65歳以上の高齢者が市内18区中最も多く、高齢化率は３番目に高い地域のため、通院に不自由を感じている高齢者も多いと思います。そのためにも、当院の理念の一つである『地域との連携を図り、地域住民のための包括的医療（保健・医療・福祉）を実施する』を実現していきたい。また、新型コロナウイルスの影響で、特に高齢者は家に閉じこもりがちです。こんな時代だからこそ待っている医療ではなく『出ていく医療』が必要。訪問診療や訪問看護等、高齢者のニーズに合わせて出向いていくには、福祉施設との『病福連携』が重要だと考えています。それでも、自宅に来られるのが怖いという方のために、オンライン診療も始めました」
―「アネックス地域医療」の役割とは？
「地域の皆様の個々の生活に寄り添い、適切かつ総合的な医療・福祉・介護を提供するための拠点『アネックス地域医療』を昨年11月、病院敷地内に開設しました。当院が取り組んでいる訪問診療との連携を図り、居宅介護支援（ケアマネジャー）の『居宅介護支援事業所』、訪問看護（看護師）の『訪問看護ステーション』、訪問介護（介護福祉士等）の『訪問介護事業所』の３本柱に、経験豊富なソーシャルワーカー（社会福祉士・精神保健福祉士）を加え、地域の医療・福祉・介護に貢献していきます。具体的には『アネックス地域医療』のソーシャルワーカーが、医療や福祉の垣根を超えた制度横断的な支援や調整に取り組むことで、患者様のニーズにおいて生じる制度やサービスの隙間を埋め、患者様一人ひとりの思いに寄り添った支援に取り組めると考えています。また、これらを実現するために、民生委員様や老人クラブの皆様など、地域住民の方々とのつながりも大切にして、地域の医療・福祉関係機関との密な連携に努めていきます。患者様の自宅での生活における『困った』や『ＳＯＳ』などに耳を傾け、少しでも地域包括ケアシステムの構築等に貢献させていただき、微力ながら行政機関や地域ケアプラザの皆様、そして何より地域住民の皆様のお役に立つことができたら光栄です。『自宅で点滴や医療処置を続けて療養生活を送りたい』『身体が不自由になって、通院が出来ないので、自宅で引き続き医療・看護を受けたい』『自宅で健康管理や日常生活のアドバイスや支援を受けたい』『介護サービスを利用しながら自宅で生活するために、介護計画を作ってほしい』『家事や買い物が大変になってきた』『一人でお風呂に入るのが心配』などの心配をされている方はお気軽にご相談ください」
―鶴ヶ峰病院の今後のビジョンをお聞かせください
「まずは、地域のための包括医療の実践を継続していきます。また、急性期医療と地域医療を活性化していきたいと考えています。その上で重要なのが、地域とのコミュケーションの促進。行政や地域団体、町内会などの組織、さらには地域全体と広域的な連携をしていきたい。地域に対して病院の門戸を開き、気軽に出入りできる場所になりたいですね」
「アネックス地域医療」内、居宅介護支援事業所、訪問看護ステーション、訪問介護と鶴ヶ峰病院訪問診療部医師により、行われているミーティング。各所が定期的に情報共有を行い、より良いサポートができるよう連携を図っている
|
経験豊富なソーシャルワーカーが地域の方からの相談をヒアリングする。居宅介護支援、訪問看護、訪問介護それぞれにも専門家がおり、その方にとって最適なサービスにつなぐことができる
|
|
|
旭区・瀬谷区版のピックアップ（PR）最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
＜PR＞
