旭区・瀬谷区 トップニュース社会
公開日:2022.06.02
「選ばれ続ける『旭区』に」
区運営方針を発表
旭区役所(権藤由紀子区長)はこのほど、2022年度の旭区運営方針を発表した。新型コロナウイルス感染症対策を図りつつ、区の魅力発信を通じて「選ばれ続ける『ふるさと旭』」の実現を目指す。また、「SDGs未来都市・横浜」の外交部モデルの構築も目標とする。
2023年3月に開業予定の「相鉄・東急直通線」による転入・定住促進、旧上瀬谷通信施設(旭区・瀬谷区)で27年開催予定の「国際園芸博覧会」に向けた機運醸成などに取り組む旭区。昨年度に引き続き、今年度の基本目標は「子育て世代をはじめ多くの方々に選ばれ続ける『ふるさと旭』の実現」。目標達成に向けた柱として、【1】安全・安心、【2】地域の力、【3】魅力づくりの3つを挙げている。
災害に強いまちづくり
【1】安全・安心では、災害時の医療体制確立に向け、関連団体との訓練や福祉避難所へのコーディネーター派遣、運営訓練の支援を実施する。また、今年度は新たに「旭区ご近助マニュアル」の研修会を開催。同マニュアルは地震発生時に隣近所で助け合い生き残るための取り組みや、地域での訓練方法などをまとめ、20年3月に発行。研修会では各自治会町内会などの防災担当者を対象に、今年7月から来年3月にかけて座学とグループワークが行われる。
SDGsの輪、広げ
【2】地域の力においては地域活動のきっかけづくりを目的とした「あさひみらい塾」開催をはじめ、スポーツや文化芸術活動を支援する。また、SDGsの普及啓発の一環として「旭区SDGs月間(9〜10月)」を設定。区政推進課担当者は「区内での活動や取り組みをPRし行動の輪を広げていきたい」と話す。
歴史的文化を活用
【3】魅力づくりでは、旭区にゆかりのある武将・畠山重忠に関連する史跡や文化・歴史・観光資源を活用した事業で区の魅力を発信。地域の活性化を目指す。新たに「あさひの逸品 重忠ブランド」の追加認定が行われ、さらなる地域活性化を目指していくとしている。
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