横浜旭ライオンズクラブの会長に7月から就任した 吉田 正利さん 金が谷在住 46歳
「子どもの支援を積極的に」
○…様々な業種の人が集い、地域で奉仕活動を行っている「横浜旭ライオンズクラブ」。地元の小中学校で薬物乱用の危険性を伝える活動を行っていることを知り、6年前に入会した。今回が初めての会長職。「子どもたちのためになる活動に力を入れたいです」と優しい口調で語る。
○…大学卒業後、企業のデータベースなどのコンサルティングを行う会社に就職。時には、月の残業が200時間を超えることもあったとか。子育てはほとんど妻に任せきり--。そんな忙しい日々の中で、漠然と「3人の子どもたちとの時間を増やしたい」「地域貢献もしてみたい」などと考えるように。2015年に意を決して独立。現在は時間や場所を問わずに働きながら、小学校のPTA会長も務めている。「夏祭りの開催など自分の子どもに笑顔を与えてくれる自治会の方々に恩返しをしたい」と思い、地域活動にも積極的になったという。
○…「明るく楽しく元気よく」がポリシーで、「僕は子どもがそのまま大人になった感じ」と照れ笑い。一方で、中学生の頃には些細なことからいじめにあったことも。そのときに、自身を救ったのがギターだった。「兄と姉の影響で始めて、教室で弾いてみたらみんなが『すげー』って言ってくれて」。辛い経験もしたが、そこから脱出する術を学んだ。こうした経験から傷ついた子どものケアをしたいと抱負を語る。
○…コロナ禍でクラブの活動も自粛することが多かったこの2年。感染症対策に配慮しながら、少しずつ以前の状態に戻したいと意気込む。「ライオンズクラブは地域に生かされている人の集まり。地域のみなさんに還元できるよう努めていきます」とゆっくり力強く話した。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>