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公開日:2023.11.02

旭高校
創立50周年祝い式典
統合前 最後の節目

  • 式典では、ダンス部によるパフォーマンスも披露された

  • 懐かしの映像を眺める祝賀会の参加者ら

 下川井町の旭高等学校(広瀬邦彦校長)が今年創立50周年を迎え、10月26日に西区のみなとみらいホールで記念式典が催された。旭高校は、2027年に横浜旭陵高校との統合が決まっており、現在の旭高校としての周年事業は今回で区切りを迎える。

 式典には、歴代の校長が出席。卒業生で俳優の須藤理彩さんや池田努さんらのメッセージ映像も流された。須藤さんは「高校生活はたった3年間だが、そこで苦楽を共にした友人は一生の宝。そう思える人を見つけてほしい」と、生徒らへ言葉を送った。

 多額の寄付で教育環境の整備に貢献した7期生の増田耕治さんと、47年間校内の売店の店員を務めた石井沙代子さんが功労者として表彰された。

「母校を受け継いで」

 自身も同校6期生の広瀬校長は「開校より多くの人に愛されてきて、ともに発展してきた。旭高校に関わってくれた全ての人はファミリーのようなもの。感謝の気持ちを伝えたい」と挨拶した。

 生徒会長の長野雅樹さんは「先生や地域の人たちの支えがあり、イベントや部活などの学校生活を送ることができた。母校の形が変わっても、これまで積み重ねてきた出来事が心に残り続け、受け継がれてほしい」と思いを語った。

 式典後には祝賀会が行われ、元サッカー選手の水内猛さんなど約120人の卒業生が参加した。会では、高校の歴史を振り返る映像の上映や、広瀬校長らの挨拶などが行われた。

 50周年記念事業の実行委員長を務めた小藤秀樹さんは「卒業生がみんな関心を持ってくれて、多くの参加者に来てもらえた。事業を成功させることができ、ほっとした気持ち」と頬を緩めた。

 PTA会長の新井好美さんは「この学校が好きな人が多いなと感じている。OBの人たちには卒業しても熱い気持ちがあり、それがこの50周年のイベントにもつながっていると思う」と述べた。

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