改築された二俣川ニュータウン駐在所に勤務する 佐々木 盛夫さん 今宿在住 53歳
地域に寄り添い共に歩む
○…二俣川ニュータウン駐在所の建て替え工事が完了し、妻と息子2人と暮らす勤務、生活場所が一新。「きれいになったし、リビングが新設されて広くなった。住民も相談しに来やすくなるのでは」と笑みを浮かべる。現地での勤務となりおよそ8年、児童の登下校時の見守りやパトロールに勤しむ。「子どもたちに顔を覚えてもらい声をかけてくれるので嬉しい」。
○…瀬谷区出身。幼少期から剣道に打ち込んだ。大学卒業後は剣道を生かして治安維持に携わりたいと警察官に。県内の署を転々とする中で「地域に一番近いところで働きたい」と、駐在所の勤務員に立候補。ずっと過ごしてきた瀬谷から、隣接区とはいえ、見ず知らずの地に赴任することになった。「町内会から会合に呼んでもらったり、一緒にパトロールするなど顔つなぎしてくれたおかげで地域になじめた」と回顧する。
○…かつての署勤務から駐在所勤務になり、勤務時間を家族と過ごす時間に充てられるように。「週末は家族と買い物や旅行にも出かけている」と子煩悩な一面を見せる。息子2人は同じ警察官の知り合いの紹介で、旭剣友会に通い剣道の稽古に打ち込むように。「特に勧めてはいなかったが、体験に行ったらハマったみたい。好きで始めたなら続けていってくれるのでは」と温かい目で見守る。
○…勤務するにあたり、妻の典子さんのサポートは欠かせなかった。「近隣で事故があった際に、交通整理してくれていた。自分だけでは手が回らない時もあるので、妻の支えはとても助かる」と感謝の言葉を口にする。「警察官として住民の側に立つことを心がけ、気軽に話しかけてもらえる存在になれれば」と意気込む。
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