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公開日:2025.07.03

瀬谷西高出身桃色ドロシー
「横浜」 題材の新曲完成
地元への思い歌に

  • 高校でバンドを結成したハキイ。さん(左)とキシベさん

  • 精力的にライブを行う桃色ドロシー。写真右がハキイ。さん、奥がキシベさん※事務所より写真提供

 瀬谷西高校出身のロックバンド「桃色ドロシー」が7月4日(金)、バンド史上初となる横浜を題材にしたデジタルシングル「ミナトミライ」をリリースする。全国各地で年間100公演を行っている桃色ドロシーが、”ホームタウン”への思いを表現した新曲だ。

 桃色ドロシーは同校軽音楽部に所属していたハキイ。さん(ボーカル・ギター)とキシベさん(ドラム・コーラス)を中心に結成され、県のコンクール大会を3連覇するなど活躍。23年に閉校した同校とのつながりも深く、22年には同部の部員をコーラスに迎え、後輩たちへのエールを込めた「Re:プロローグ」をリリースした。

 初めて横浜を題材にした「ミナトミライ」。「大先輩」にあたる京都府出身のロックバンド「ROTTENGRAFFTY」のメンバーから、活動の原点である地元を歌った曲を作ることを勧められたことが創作の始まりだった。「全国でライブする時に私たちが横浜出身であることを知ってもらう曲になれば」とハキイ。さんは話す。

「瀬谷を背負って」地元から更なる飛躍へ

 ミナトミライは作曲がハキイ。さんとROTTENGRAFFTYのMASAHIKOさん。スペシャルアドバイザーとして同バンドのNOBUYAさんも参加した。曲は疾走感がありながらも、郷愁を感じさせるロックサウンドに仕上がっている。キシベさんがツインボールのような位置付けになっているのも特徴で、サビではハキイ。さんを追いかけるように歌う。「結成時は4人だったけれど、今は2人。どっちも主役だぞと打ち出したいんです」。

 作詞はハキイ。さんで、「レンガ」や「観覧車」などを随所に盛り込んでいる。みなとみらいは高校時代に映画を観たり、遊園地で遊んだりしたという。「もっと、思い出を作っておけば」。そんな気持ちもあるそうだが、「日常的な場所」だからこその良さがあるという。歌詞の「ただ居心地が良い それだけで良い」にも、そうした思いが込められている。

 リリースにあたり、「自己紹介のような感覚で演奏できる。初めて聴く人も盛り上がれる曲」とキシベさん。「私たちの地元に対する思い入れを感じて欲しい」と呼びかける。ハキイ。さんは「『瀬谷西高校から超有名なバンドが出たんだぜ』って自慢してもらえるようなバンドになりたい。瀬谷を背負っている気持ちで頑張ります」と意欲を見せている。

 曲は7月4日、AppleMusicやSpotifyを始めとする定額制サービスや、iTunes Storeなどで配信される。

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