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旭区・瀬谷区 トップニュース教育

公開日:2025.07.17

旧上瀬谷の区画整理地区
小学生が工事現場見学
市による出張授業

  • 水道管の埋設を興味深く見守る児童たち

 土地区画整理事業が進められている旧上瀬谷通信施設の基盤整備工事の見学会が7月10日、上瀬谷小学校(小林京子校長)の4年生およそ50人を対象に行われた。横浜市水道局北部方面工事課による出張授業で、児童たちは水道管や調整池の工事現場を見学した。

水道工事など理解促す

 授業は同局が小学校4年生の社会科学習の一環として行っており、実際の工事現場を見てもらい水道工事への理解を促そうというもの。旧上瀬谷通信施設の土地区画整理事業について知ってもらう目的もある。

 授業の冒頭は同校で行われ、児童たちは同局職員から水道管や調整池の役割、工事の必要性などを学んだ。技術の進歩により、現在の水道管は耐用年数が100年と聞くと驚く声が上がった。

 説明を終えると工事現場へ。埋める前の水道管にメッセージを書き込む体験も行われ、児童らは日頃の工事に感謝する言葉を書き込んだ。

 相沢川調整池の見学もあり、横浜市上瀬谷整備推進課の担当者が洪水などの水害や土砂災害から、街や人を守る治水対策を目的として建設が進められている点などを説明した。

 区画整理に伴う工事が進められている現場を目にした児童ら。見学会の終了後には「調整池の深さに驚いた」、「水道管が埋められるところを見て袋で覆うことを知った」、「はじめて見るものがいっぱいあって楽しかった」などの感想が飛び交った。

 各課の担当者によると、子どもたちが見学した水道管と調整池の工事は、跡地で2年後に開かれる「GREEN×EXPO 2027」までには完了する予定だという。

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