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旭区・瀬谷区 人物風土記

公開日:2025.08.21

7月に横浜市旭区歯科医師会の会長に就任した
齋藤 牧さん
旭区東希望が丘在住 61歳

飾らず、患者に寄り添う

 ○…会員100人で組織される旭区歯科医師会。学校歯科医などを担い、イベントでの歯科相談、高齢者の良い歯のコンクール、訪問診療なども行う。専務理事を6年、副会長を2年務め、19代会長に就任。会員の平均年齢は60歳前後で、自身がその層にあたる。「上は80代で、下は30代。私は若い世代への”つなぎ役”になれれば」と気を引きしめる。

 ○…身内に歯科医師はいなかったが、予備校で出会った友人の影響などもあり、現在の道へ。29歳の時に東希望が丘でクリニックを開業した。ポリシーは患者に寄り添うこと。治療中でも時には世間話に花を咲かせてリラックスさせる。また、自らが虫歯や親知らずなど一連の治療を受けてきたことも「自慢」の一つ。「歯の傷みとか、親知らずの抜歯後にはれて困ったりとか。色々体験しているから患者さんの気持ちが分かるんです」。飾らず、自然体で治療にあたっている。

 ○…子どもがオカメインコを飼っていたこともあって鳥好きに。飼い鳥の引き取りや新しい里親募集、野鳥の保護サポートなどを行うNPO法人小鳥レスキュー会の理事も務めている。活動を通じて里親の依頼を受けることもあり、自宅ではオカメインコ6羽、チャボ2羽を飼っている。「名前は和菓子から命名して。それぞれ性格も、身体の特徴も違うんです」

 ○…「口のなかの健康は全身の健康につながります」--。近年では区民の病気予防のため、旭区の医師会と薬剤師会との連携を深めている。三師会の会員が摂食嚥下や心疾患、糖尿病、緩和ケアの4分野でグループごとに活動し、年1回は合同バーベキューを開くことも。今後についても「顔の見える関係づくりを進めていきたい」と連携強化に意欲を見せる。

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