戻る

旭区・瀬谷区 文化

公開日:2026.01.08

85歳チャババさん
ドラム演奏、地域を元気に
地元高校生とコラボも

  • 高校生と合奏。「みんな若くて萎縮した」とチャババさんは笑う

 パワフルなドラミングが勇気を与えた――。

 「日本人最高齢現役女性シンガーライタードラマー」という、福岡市在住の「ChaBaBa(チャババ)」さん(85)が、二俣川駅前でこのほど開催された「MOTTOBA!WinterFES.」に出演。泉区の松陽高等学校吹奏楽部とコラボし「テキーラ」を演奏したほか、その後のソロ演奏ではオリジナル曲「老人よ!大志を抱け!!」やレッド・ツェッペリンの「天国への階段」などを披露した。

オリジナル曲制作も

 ドラムを始めたのは72歳の時。それまでも、音楽が好きだったことからギターやハーモニカ、三味線などに挑戦してきたが、「三日坊主で、どれも1、2年で止めてしまった」という。

 そんな中、ドラムスクールに入会すると、「一曲叩き上げるのも難しく、逆に止められなくなった。加えてバスドラムの音に惹かれたのかもしれない」とのめり込んでいった。猛練習を積み重ね、演奏会を主催するなど、人前で披露する機会も増えていった。

 演奏だけでなく、好きだという曲の制作にも積極的。主にチャババさんの作詞、ドラム講師でマネージャーのヨネトさんの作曲で、これまで4曲を作り上げた。約5年前にオリジナル曲の演奏動画をYouTubeに投稿したところ、160万回以上再生され応援コメントも多数寄せられた。

 憧れているドラマーはレッド・ツェッペリンのジョン・ボーナム。「狂気じみている」という演奏が好きだという。

パワフルさ前面に

 松陽高校吹奏楽部との演奏では、スティックが折れるハプニングもあるなど”パワフル”なパフォーマンスを見せた。「大人数と演奏する機会は少なく、必死だった」とチャババさんは振り返るが、同部長の川上陽己子さんは「ドラムへのこだわりを感じた。自分たちの演奏に寄り添ってくれていた」と称賛した。

 近所から演奏を見に来ていた70代の女性は「音楽は詳しくないが、頑張っている姿を見てエネルギーをもらった」と語った。

 2月には港南区でのイベントにも出演予定で、精力的に活動を続ける。しかし、一昨年の11月には大腸がんが見つかり、翌年1月には手術を受けて体力が落ちた時期もあった。また、福岡市内の保育園で副園長を務めており、多忙な中で練習に励む。「一生懸命叩いていて、正直苦しいし大変」と吐露する。

 それでも「これまで続けてこられたので、これからもやりぬきたい。曲作りにももっと力を入れたい」と意気込む。今後も、横浜市内での演奏に意欲を見せている。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

旭区・瀬谷区 ローカルニュースの新着記事

旭区・瀬谷区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS