旭区・瀬谷区 教育
公開日:2026.02.26
瀬谷さくら小児童
地域の古民家で歴史や産業学ぶ
瀬谷さくら小学校の3年生の児童がこのほど、近隣にある古民家を訪問。仙田くに子さんから大正や昭和の頃の暮らしや風土、関東大震災や戦争に関するエピソードなどを学んだ。
この古民家は仙田さんの自宅敷地内にあり、建築から約140年経っている。「地域の歴史を伝えられる場所になれば」と、出来る限り当時の形を残しながら数年前に改修し、現在は昔の農機具、震災や戦争に関する資料などが並ぶ。
同校の訪問は2024年度に続いて2度目。この日は3年生およそ50人が参加した。
子どもたちは仙田さんの案内のもと古民家を見学。農家の人が地下足袋のまま使えるよう外にあった「雪隠」(トイレ)、戦時中の焼夷弾の衝撃によってひび割れた窓ガラス、仙田さんの義理の祖父による手記「大正大震災」などを見聞きし驚いた様子だった。
屋根裏のような古民家の2階では昔、蚕を育てており、仙田さんは横浜市における養蚕業の重要性も紹介。1階の囲炉裏で温められた空気が、天井のすき間を抜けて2階に伝わるような構造で、「昔の人は蚕をとても大事に育てていたんです」などと伝えた。
「蚕のマユでマフラーを作っていたと聞いて驚きました」「昔は家で味噌を作っていたことを初めて知りました」と子どもたち。仙田さんは「これからも瀬谷区の歴史を子どもたちに伝えていければ」と話した。
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