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瀬谷区版 公開:2016年1月7日 エリアトップへ

横浜F・マリノスへの入団が決まった 富樫 敬真(けいまん)さん 関東学院大学4年 22歳

公開:2016年1月7日

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感動をつくる選手に

 ○…「素直に嬉しいという気持ちと、厳しい世界に入っていく実感が同時に沸いた」と、横浜F・マリノス加入が決まった瞬間の思いを話す。昨年8月、同チームの特別指定選手に選ばれて以来、試合で存在感を発揮してきた。特に9月19日に出場したFC東京戦は、J1初出場で決勝ゴールを決める活躍をした。「これまで何度もゴールを決めてきたが、最も特別なゴールだった」と振り返る。

 ○…「中学でサッカーを辞めようと思っていた」と話す。小学生の頃は市や県の選抜になる活躍を残し、中学生でマリノスのジュニアユースに入団した。しかし、周りに比べて成長期が遅れた。ユースに昇格できず、日大高校(港北区)のセレクションにも落ちた。「諦めて進学校に進むつもりだった。しかしジュニアユースのコーチが、再度、日大高校に自分を推してくれた」。それは諦めるなというメッセージだった。再度、自分の気持ちを確かめた。「やっぱりサッカーをしたい」。高校ではがむしゃらにサッカーに打ち込んだ。「熱意を取り戻せた。コーチへの恩は大きい」と話す。

 ○…両親が新婚旅行で訪問した「ケイマン諸島」から名づけられた名前。母はアメリカ人、父は日本人のハーフで、幼少の頃はニューヨークで過ごした。趣味は映画観賞。お気に入りはヒューマンドラマだ。「人を感動させたい気持ちがあるから、感動する映画は好き」と話す。しかしサッカー仲間は「アクション好き」が多いため「たまに一緒に見に行っても気恥ずかしくて泣くに泣けない」と笑う。

 ○…2002年、日韓共催ワールドカップの試合を日産スタジアムで見た。ゴールが決まった瞬間の会場のうねり、見知らぬ誰かと抱き合って喜ぶ観客。子どもながらに感じた圧倒が今も忘れられない。そしてその感動は、いつしか自分の夢になった。「自分も、多くの人を感動させられる選手になりたい」と、将来の自分を思い描く。

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