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瀬谷区版 公開:2016年8月4日 エリアトップへ

横浜瀬谷ロータリークラブの会長に就任した 石井 朗さん 泉区新橋町在住 63歳

公開:2016年8月4日

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活動を通し、恩返しを

 ○…横浜瀬谷ロータリークラブ(RC)に入会して17年目。初の会長に就任した。「今は転換期と言える。根本からクラブ細則などを見直す必要がある」と気を引き締める。例会は学びの場と捉え、「自分たちは何のために、どうしていきたいのか」と自らに問いながら、「RCの活動にどう意味づけできるのかは、自分次第。これから一つひとつ勉強していきたい」と充実した表情で語った。

 ○…泉区出身。陸上部に所属していた中学時代、初めて瀬谷を訪れた。当時を振り返り、「のどかで人柄が穏やか。良い意味で変わらない」と瀬谷の印象を語る。工業高校に進学し、土木を専門的に学んだ。卒業後は一度サラリーマンとして働き、労務管理などを担当し、その後30歳で独立。生まれ育った地に、(株)三興ソウビを立ち上げた。「会社を経営する立場になった今、当時の経験が役立っている」と笑顔を見せる。

 ○…会社の主な業務は地盤調査や仮設の解体、産業廃棄物の運搬や収集、白アリ消毒など多岐に渡る。「社会の裏方としての意識が強い」。会社設立当初は2、3人だった社員も今では50人ほどに。「この仕事は力が必要で、汚れてしまうこともある。表に出るような仕事ではない。ただ、お客様に喜んで欲しいという気持ちが大きい」と話す。それはRCの活動に対しても同じで、社会への奉仕という思いで日々取り組んでいる。「RCは目立つわけではなく、いろいろとサポートをする立場。社会に恩返しをしていきたい」という気持ちは変わらない。

 ○…現在の楽しみは草花を育てること。「黙っていても花は咲かない。行動しないと手に入らない、というのは人生にも通じる」と持論を語る。さらに読書好きの一面も。常にかばんの中に本を入れ、持ち歩いている。RCの活動の一つ、「せやまる文庫」も3年目。「継続し、誇れるような形に持っていきたい」と意気込みを見せた。

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