4月に瀬谷区サッカー協会の会長に就任した 中嶋 淳一さん 宮沢在住 43歳
サッカー普及に全力注ぐ
○…協会の歴史のなかでも、若いという43歳での就任。大役を「協会の活動を拡大する大きなチャンス」と受け止め、「ワクワクしています」と少年のように目を輝かせる。今年度は新たな取り組みが多くあり、小学校6年と中学1年が競うリーグ戦を開始。小学生の大会の年齢カテゴリーも細分化し、多くの子どもが試合に出られる環境を整える。また、力を注ぎたいというのが、女子サッカーの普及だ。「関心を持っている子は多い。その受け皿を作りたい」と意気込む。
○…生粋の瀬谷っ子。小さい頃は運動が苦手だったが、小学4年でサッカーを始めると、わずか2年で強豪クラブに入団するまでに急成長。学校生活でも、中学の運動会でリレー選手になり、高校は級長を務めるなど、サッカーとの出合いが人生のターニングポイントになった。現在は6年前に立ち上げたFC南瀬谷の代表兼監督を務め、子どもの主体性や考える力を育むことを重視しながら指導にあたる。
○…妻、5歳の息子との3人家族。レゲエやダンスミュージックなど音楽が好きで、20代の頃はクラブでイベントを企画し、DJとして観客を沸かせた。多忙な現在でも、結婚式の二次会などでDJとして登場することも。「みんなの笑顔を見られて嬉しい。サッカーも同じ。楽しそうにプレーする子どもたちから元気をもらえる」
○…4月に開園した「瀬谷みはらし公園」内に、少年サッカーの試合を開催できる広場が出来た。今後は社会人のグラウンド建設を目指して、活動を続けていく。そのためには、幼児からシニアまでサッカー人口を増やすことが重要だとして、「多くの区民に関心を持ってもらえるよう、全力で普及していきます」と語気を強める。
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