戸塚区・泉区 教育
公開日：2012.03.01
上矢部高生が授業
小学生の非行を防止
上矢部高校の生徒６人による小学生向け非行防止教室が２月20日、上矢部小学校で行われ、３年生１２８人が参加した。
これは、県教育委員会が子どもの社会規範やコミュニケーション能力の向上を目的に、今年度から県警や学校と協力し開催しているもので、今回で20校目。「年齢の近い『お兄さん、お姉さん』が教えることで、印象にも残りやすく、規範意識も高まりやすくなるのでは」と担当の川田幸夫さん。
講師役の高校生は万引きをテーマにした紙芝居を行った。「友達のペンを勝手に使った」「ゲームを貸してくれないので突き飛ばした」など、様々な状況でやってはいけないかどうかを児童らに質問。児童は積極的に回答の理由を発言するなど楽しく学んだ＝写真。上矢部高校３年の吉井隼人さんは「子どもたちが万引きされたお店の状況を自分で考えたり、予想以上に物事の善悪を理解してくれていて驚いた」と話した。
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