東俣野町内会(内藤賢一会長)と社会福祉法人朝日の里が運営する障害者支援施設朝日塾(星野久子施設長)は2月10日、消防応援協力の覚書を締結した。今後、同施設や町内で災害が発生した際、初期消火や入所者の避難誘導、避難者の介護などの応援を相互に行っていく。
締結式は同施設内で実施。戸塚消防署の小永井英美副署長と戸塚消防団第六分団の小賀原裕一分団長が立会い、星野施設長と内藤会長が覚書にサインをした。今回の覚書締結式は東俣野町内会からの申し入れで実施された。同町内会はすでに特別養護老人ホーム和みの園、介護老人保健施設ソフィア横浜とそれぞれ同様の覚書を締結しており、今回で3カ所目となる。
同施設が毎年春に開催するイベントに近隣住民が参加したり、雪が降った際には町内会の会員が施設の周りを雪かきするなど、両者の関係はこれまでも良好だったという。星野施設長は「近隣の方が災害にあった際には、身を置く場として、また備蓄の提供で役に立てると思う。協力して被害にあう方を減らしていければ」と話した。また内藤会長は「締結は多くの命を救う命綱。さらによりよい関係を作りたい」と述べた。
|
<PR>
戸塚区・泉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|