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公開日:2024.01.01
中外製薬(株) 中外ライフサイエンスパーク横浜
四季折々の草花を植樹した緑道は魅力いっぱい
中外製薬(株)(奥田修代表取締役社長/本社・東京都中央区)が2023年4月に全面稼働させた「中外ライフサイエンスパーク横浜」(西側戸塚町・東側上倉田町)。革新的な新薬を戸塚から世界へ届けるため、日々研究に力を尽くしている。一方で周辺地域の住民らが利用できる緑道やグラウンドを設置。"地域との共生"を重視した創薬活動を行っている。
区の花・桜が豊富
同施設は、周囲のマンションや住宅地との調和を目指した優しい色使いの外観デザインを取り入れている。その一環として柏尾川を挟んだ西側敷地に長さ約300m・幅約20mから成る緑道を設置、一般にも解放(5時半〜20時)しており、好評だ。
朝は犬の散歩、午前から夕方にかけては小さな子どもを連れた家族や年配者が歩いている姿が多くみられる。
緑道を5つのゾーンに分け、区内周辺で見ることができる四季を感じられる草花(=表参照)や樹木を植樹。冬季は可愛らしい形状のドングリの実が転がっていたり、新芽の膨らみを楽しめたりする。製薬会社らしく、各種薬草を植えているのも特徴の一つ。名瀬谷戸の会・森林インストラクターと協働して、これらの植物の魅力を伝える自然観察会を定期的に行っている。自然災害対策も重視。降雨時に雨水を一時的に貯留して地下へ浸透させるレインガーデンの機能を緑道に持たせている。
また、戸塚区の区花である桜の植樹にも力を入れており、キリガヤザクラなど珍しい品種を楽しむことができる。「お花見の名所」として区民に愛される柏尾川沿いにも植樹している。
グラウンドも整備
福利厚生施設として、JR線路側敷地にサッカーとラグビ―ができるグラウンドとテニスコートを整備している。区民であれば空き状況により利用が可能だ。
同社担当者は「これらの施設を通じて、地域の皆様に弊社をより一層身近に感じていただきたい」と話している。
中外製薬株式会社 中外ライフサイエンスパーク横浜
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横浜市戸塚区戸塚町216番地
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