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公開日:2024.01.01
株式会社 トビーズ
教育的観点から海外留学の検討を
「若者に可能性に満ちている世界に目を向け、現地でさまざまな体験をし、人生を豊かなものにしてほしい」--。「株式会社トビーズ」(鈴木武道代表取締役会長/吉田町)の海外留学支援事業が順調だ。昨年、高校一年生をカナダに留学させたほか、夏休み期間にはアメリカ、カナダのキャンパスで開かれた「サマープログラム」にも中学生を参加させている。地域密着企業の特性を生かした、きめ細やかな対応が評判だ。
昨年カナダバンクーバーにある公立高校に留学した生徒は、一昨年秋、保護者からの相談が支援のスタートだった。その直後、東京で開かれた「留学フェア」に鈴木令子社長が親子に同行。「バンクーバー周辺で都会でありながらも、少し田舎の雰囲気があるエリアで学びたい」という本人の希望をかなえるべく、多くの高校をリサーチ。▽教育レベルが確立している▽大学進学への道筋が明らかなどを考慮しながら、バンクーバーの公立学区担当者と折衝し、入学が決まった。
将来の道しるべに
30年以上毎年行われている「サマープログラム」(主催はバンクーバーに本拠地を置く語学学校・タムウッド)。世界各国男女11歳から18歳までの若者が夏期休校中の有名大学キャンパスを利用し、勉強や遊びを通じて語学力を高める(日本語の話せるカウンセラーの設置、24時間体制の支援も)。
昨夏、同社は中学生を送り出した。カナダのトロントでの生活を2週間体験した生徒には、学校の選択はもちろん、飛行機便の予約などもサポート。ロサンゼルスに行った生徒は当初、親元を離れたことにより馴染めなかった。しかし令子社長が連絡を密にしながら応援したところ、帰国時には友人もでき「もう少し滞在したかった」との明るい声になっていたという。令子社長は「まだ中学生。不安になるのは当然です。実はこうした経験がとても大切で、将来人生で困難な局面を迎えた時に役に立ちます」と笑顔で語る。
鈴木会長はアメリカの大学院卒業後、「IBM」に定年まで勤務。数十年にわたり米国に在住してきた。3人の子息は現在も同国で仕事に就いている。「当社の海外留学事業は教育的視点に立脚している。ぜひともチャレンジを」と鈴木武道会長は力を込める。
参加者を募集中
同社では今夏の「サマープログラム」を募集中だ。世界各国から応募があるため、例年4月になると定員となる。早めの動き出しが肝要だ。
トビーズ
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戸塚区吉田町930‐1 トビーズ第3ビル301号
TEL:045-869-5800
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