戻る

戸塚区・泉区 社会

公開日:2025.03.27

大踏切閉鎖から10年
変わるまち・戸塚【1】

戸塚区のシンボル的存在だった「大踏切」の閉鎖から、今年で10年。まちに大きな変化をもたらしたこの出来事を起点に、変わっていった戸塚駅周辺の姿と、変わらない人々の想いに迫ります。

 戸塚の大踏切の愛称で親しまれていたこの場所は、2015年3月25日、戸塚町と矢部町を結ぶアンダーパス開通と同時に閉鎖された。

 道幅15・3m、長さ34・8mで、東海道、横須賀、東海道貨物の各上下線計6本を横断していた。ピーク時には1時間に57分間も遮断状態が続く、まさに「開かずの踏切」として戸塚区以外でも広く知られていた(戸塚踏切新聞より)。

 生前、大磯に住んでいた吉田茂元首相は、東京へ向かう道中で大踏切を通っており、閉鎖時間の長さにいらだつ様子を地域住民が度々目撃した。

 現在、戸塚駅東側にあるとつか宿駅前商店会の副会長・神戸早苗さん(69)は「迂回するか迷っているうちに時間が経って、高校生の時はしょっちゅう遅刻したわよ」と思い出を語る。

     次回【2】に続く

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

戸塚区・泉区 ローカルニュースの新着記事

戸塚区・泉区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS