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戸塚区・泉区 社会

公開日:2025.06.05

名瀬の水辺愛護会
緑化推進活動で表彰
川辺の環境守り続ける

  • 川の中に入って行う清掃活動=提供

  • 坂間会長(左)と小長光さん

 戸塚区の水辺愛護会「名瀬アメニティクラブ」がこのほど、「『みどりの愛護』功労者国土交通大臣表彰」を受賞することが決定した。同表彰は、花と緑の愛護に顕著な功績のあった民間団体に対し、緑化推進活動の模範として称えるもの。今回は市内で4団体が選ばれた。

多世代の交流生む

 同クラブは1997年に結成し、名瀬第四町内会の会員およそ300人で活動。町内を流れる名瀬川の一部と、水辺に親しめるように整備された名瀬町小川アメニティの2カ所を合わせた、約1500mが活動場所だ。

 主な活動は月に1度の川とその周辺の清掃・除草作業。年に2回花壇の植え替えを行い、7月の河川愛護月間には川の中まで入って大掛かりな清掃を実施するという。

 会員の小長光靖則さんによると、コロナ禍で活動が難しい時期もあったという。現在は参加者が交流しながら活動し、子どもたちの積極的な参加もあるほどに復活。小長光さんは「子どもたちの思い出づくりの一環になれば」と話した。

 名瀬町小川アメニティはホタルが観察できる環境も整っている。坂間政章会長は「町の皆さんで協力してこの場所を守り続けたい」と話した。

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