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戸塚区・泉区 社会

公開日:2025.09.04

地域バスあきなちゃん
実証運行、利用状況は?
秋葉町・名瀬町地区の試み

  • 「あきなちゃん」に乗る森委員長

 戸塚区の秋葉町・名瀬町地区を走行する地域バス「あきなちゃん」の実証運行が8月12日から始まっている。利用状況を関係者に聞いた。

 「まだ動き出したばかり。地域への浸透を図っていきたい」

 こう語るのは、住民主体のこの取り組みの代表者、秋葉町コミュニティーバス誘致委員会の森幹夫委員長だ。

 東戸塚駅東口と同地区を結ぶ循環ルートで走行する。8月12日〜22日までの利用人数は123人で、一日平均は約14人(平日週5日、午前9時〜午後5時台に9便運行)。予測通り、高齢者割引が適用されるシニア層を中心に活用が進んでいる(大人400円のところ70歳以上は9月30日まで200円。以後は敬老パス制度に変更)。本格運行させるためには決められた年数内で一定の収支率を上げる必要がある。森委員長によると、1日平均60人の利用が求められるという。

 戸塚駅と東戸塚駅の中間地点に位置し、傾斜がある丘陵地にある同地区。神奈中バスは走行しているものの、高台地域から停留所まで300m以上離れているエリアも約25%あり、住民から地域バスの走行の要望があり、実現した。

 利用者からは「便利だ」との声があがる。

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