桜井小学校地域防災拠点運営委員会は9月24日、同校で防災訓練を行った。
同拠点運営委員会では震災に備えて、毎年地域と学校が協力して訓練を行っている。今年は拠点の運営委員や同校児童と教諭、地域住民に加え、声掛けをした近隣の横浜栄高校サッカー部の生徒30人も参加。約600人が体育館に集まり、訓練に取り組んだ。
体育館で避難者が収容しきれない状況を想定して、各町内会ごとに割り振られた教室まで移動した後で、日頃からお互いの顔を知る目的で各教室では地域住民が児童に対して自己紹介。さらに各町内会ごとに移動して車椅子やAED、煙などの体験、熊本地震の支援を行った区役所職員から話を聞くなどして、震災時にやるべきことを各々考えた。
参加した栄高生徒は「AEDの効果や一酸化炭素の性質など知ることが多かった」「こういった訓練を続ければ、いざという時に自分たちも手伝えることがあると思う」とコメント。同拠点運営委員会の今野光芳会長は「高校生も多く参加してくれて、児童との懸け橋となってくれた。今後も協力の声を掛け続けていきたい」と総括した。
栄区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|