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栄区版 公開:2014年2月13日 エリアトップへ

小菅ケ谷在住日浦さん 功労大賞を受賞 男女共同参画社会へ貢献

公開:2014年2月13日

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笑顔を見せる日浦さん
笑顔を見せる日浦さん

 横浜市は男女共同参画貢献表彰の受賞者を発表した。栄区では、小菅ケ谷在住の日浦美智江さん(75)が功労大賞を受賞。社会福祉法人「訪問の家」での活動が、障害者の社会参加推進へ貢献したと評価された。

 男女共同参画貢献表彰は、横浜市が目指す「男女共同参画社会」の実現へ貢献してきた人を市長が表彰するもの。2011年度から始まり、3回目を迎えた今回は功労大賞に2人、推進賞に1人・1団体が選ばれた。

 日浦さんは、栄区内を中心に障害者施設や介護施設などを運営する社会福祉法人「訪問の家」で2010年まで、2012年までは社会福祉法人「十愛療育会」で理事長を務めるなど、長年にわたって障害者、中でも重症心身障害者の地域社会への参加を訴える活動を行ってきた。現在は「訪問の家」の理事を務め、全国各地で自身の活動をもとにした講演を行っている。

 重症心身障害とは重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複している状態。かつて重症心身障害者は学校教育を受けても、卒業後に社会参加する場がない状況だったという。日浦さんはそのような状況に疑問を持ち、障害者の通所施設「朋」を栄区で立ち上げる等、障害者が社会と関わる場を作ってきた。

 受賞について日浦さんは「いろいろなことがあったけど、朋を作って良かった。気の済むようにさせてくれた家族にも感謝している」と話した。

 今回の表彰では日浦さんのほかに、ポリネシア舞踊研究家の早川和子さん(港北区)が功労大賞を、青葉区連合自治会長会副会長の山川英子さんと地域子育て支援団体のNPO法人「親がめ」(神奈川区)が推進賞を受賞することが決まっている。

 表彰式は、3月18日(火)にワークピア横浜(中区山下町24の1)で開催される。併せて、昨年度に功労大賞を受賞した佐伯輝子さんによる記念講演も行われる。

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