横浜市立釜利谷中学校(榎田卓央校長)の創立30周年記念式典が10月30日、横須賀芸術劇場で行われた。式典で挨拶に立った榎田校長は生徒に対し、「自立と自律、二つの『じりつ』を身につけてほしい」と言葉を贈った。また、この日のために学校の日常風景や昔の写真などをプロに撮影してもらい編集。校歌にのせてスライド上映した。
同校は1986年、横浜市内139番目の中学校として開校した。当時の生徒数は583人。区内の宅地造成が進み、人口は右肩あがりだった。4年後の90年には校舎を増設した。
30周年を迎えるにあたり、昨年春ごろ記念事業実行委員会を組織。周年行事や記念誌の作成などを進めてきた。特に記念誌は初めての試み。マスコットキャラクター「かまりーる」は2年の女子生徒がデザインした。「資料や写真などゼロから集めるため、手探りの作業でした」と武田裕美実行委員長は話した。
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