1年前に始めた競歩。市、県大会を1位通過し、南関東へ。4位に滑り込み、5000m競歩で全国行きの切符を勝ち取った。
長距離の選手だった中学時代。横浜高校進学後、なかなか芽を出せずにいると監督から声がかかった。「そこで歩いてみろ」。続いて「才能があるかもしれない」--。競歩転向後は徐々に結果が出るように。「走るより楽しい。自分に合っているなと感じた」と話す。
持ち味は粘り強さ。南関東は残り1000m、3位と引き離される中「最後まで諦めない」気持ちがインターハイに繋がった。本番の強さもある。「大きな大会は気持ちが高まって記録が出やすいんです」と笑う。
だがレベルが上がるほど、実力も痛感する。「南関東では自己ベストに近いタイムが出た。だけど結果は4位」。課題の上半身のフォーム改善に取り組み、夏に挑む。「速い人が集まる。全国で戦えば自信につながると思う」。目指すのは記録を残すこと。「来年につながるレースにしたい」と先を見据えた。
予選は7月29日(金)。岡山県で火ぶたが切られる。
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