横浜市は3月22日、横浜型地域貢献企業の新規認定13企業を公表。金沢区福浦の製造業(株)景泉機器が新たに認定された。
市は2007年度から、社会的責任(CSR)と地域に密着した経営などに取り組み、地域と共に永続的に成長・発展していく企業を横浜型地域貢献企業に認定している。
景泉機器は1977年創業。クレーン建設機械の主要部品である油圧シリンダの製造などを行っており、福浦に2つの工場を持つ。従業員39人。
若い世代への技術継承をテーマに、これまで中途のみだった採用枠を3年前から拡充。新卒枠を設け、インターンシップで受け入れた地元の高校生を雇用するなど、地域人材の発掘と雇用拡大に力を入れる。磯子高校や横須賀工業高校などからも新卒社員が入社している。
また、厚労省が推進する「ものづくりマイスター制度」を活用し、外部講師を招いた講習などで従業員の技術向上に役立てている。落合一雅代表取締役は「地域と接点を持つ機会を増やしていきたい」と抱負を語った。
10年表彰に9社
市は10年にわたり取り組みを継続する25社も表彰。金沢区と磯子区の計9つの表彰企業は以下の通り。
▽いそご法務 小竹行政書士事務所▽(有)岩下書店▽(株)羽後鍍金▽(株)大倉物産▽(株)神奈川保健事業社▽協立金属工業(株)▽サカヱ工業(株)▽(有)湘南仲介センター▽(株)藤本分子化学(※50音順)
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