注目を集めた新制服
氷取沢高校は来年４月、磯子高校と再編・統合し、新校となる。６月15日にパシフィコ横浜で行われた全公立展で特に注目を集めたのが、初披露となった新校の制服だ。
制服のテーマは「グローカル」。「横浜という地方（ローカル）から世界（グローバル）へ羽ばたく」という期待が込められている。昨年、生徒と教員が複数の候補から投票で決めた。
デザインは和のテイストが満載。一見無地に見えるボトムは男女とも「織柄」を採用し、光りの当たり具合でチェック柄が浮かぶ。日本特有の「奥ゆかしさ」や「陰影の美しさ」を表現したという。ブレザーの襟やネクタイは素材を「重ねる」ことで、さりげない粋を演出するなど随所に工夫が見られる。さらに、生徒の多様性に対応するため、女子のスラックスもオプションとして用意。胸元のブルーエンブレムには新校名が正式に決まり次第、イニシャルが入れられる。
新制服は来年度入学の新校３期生から着用する。
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