自分好みの金澤八味をブレンド
金沢区の瀬ケ崎小学校の６年生が11月23日に開催された「金沢ブランド展示会」で、地元の素材を使った七味唐辛子「金澤八味」の試作販売を行った。
八味の材料は区内の農家や市民参加型のイベントなどを通して栽培した唐辛子、陳皮（ミカンの皮）、山椒、生姜、こんぶ粉、しいたけ粉、アオサ、黒ゴマ、シソ。このうち瀬ケ崎小校内では、唐辛子とシソを栽培した。畑の整備から植え付けをし、夏休みも交代で水やりなどを行ってきた。また、八味を入れるビンのラベルも児童が描いた。
当日は、これらの材料で自分好みにブレンドした金澤八味を作るワークショップを実施。児童の阿部和さんは「普通の小学生ではできない勉強ができた」と話した。
金澤八味は地産地消のビジネスモデルなどを推進するＳＤＧｓ横浜金澤リビングラボの「地域産品づくりによるまちおこし復興プロジェクト」から生まれた商品。地元の小学校とも連携し、環境教育にも力を入れる。同小の桐山智教諭は「ゆくゆくは区内の小学校それぞれが地域特性を生かして素材を栽培し、金澤八味を作れれば」と期待を膨らませた。
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