金沢区福浦にある杉田ゴルフ場と杉田ゴルフ場テニスコートを運営するプリンスホテル(本社・東京都豊島区)は11月12日、2施設の営業を来春に終了すると発表した。ゴルフ場は60年の歴史に幕を閉じる。
1961年に磯子区杉田に開業した同ゴルフ場は1984年に金沢区福浦に移転。200打席、280ヤードの練習場は県内でも屈指の施設。テニスコートは1976年に磯子区杉田で開業し、ゴルフ場と同年に福浦に移った。
コロナ禍が影響
プリンスホテルによると、同社の親会社の西武ホールディングスが、西武鉄道が所有する2施設を売却する方針を決定。新型コロナウイルス感染症が西武グループの業績に与える影響やグループ全体の財務状況を鑑みて決めたとしている。
営業終了日は、来年4月から5月を見込んでおり、ゴルフスクールは来年2月25日まで、テニススクールは3月26日までを予定している。
同ゴルフ場の松尾幸一支配人は「開業以来長きにわたり大変多くのお客さまにご愛顧を賜りましたこと、深く御礼申し上げます。営業終了までの残された期間、お客さまに楽しんで頂けるよう、スタッフ一同、誠心誠意努めてまいります」とコメントした。
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