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公開日:2021.12.16
横市大藤崎ゼミ
eスポーツで若者に訴求
「コミハの存在知って」
横浜市立大学(金沢区瀬戸)の国際商学部の藤崎ゼミの学生4人が12月5日、金沢区の柳町コミュニティハウスで区内初のeスポーツイベントを開催した。若年層の利用者が少ないコミハや地区センターの存在を広く知ってもらい、利用促進につなげることが目的。19日(日)と1月15日(土)にも同様のイベントの開催を予定している。
柳町コミハを運営する金沢区民協働支援協会は、以前から若年層の利用の伸び悩みという課題を抱えていた。こうした課題を解消し活性化につなげたいと、横市大に協力を依頼。藤崎ゼミの3年生の伊藤萌絵さん、板垣夏実さん、佐藤盡さん、園田翔啓さんの4人が担当し、6月頃から企画を練ってきた。
当初は昔遊びのイベントを考えていたという4人。しかし、区役所職員から「もっと、若者だからこそできるものがいいのでは」とアドバイスを得て、eスポーツにたどり着いた。
ゲームソフトは初心者でも気軽にできる対戦型パズルゲーム「ぷよぷよ」を採用。神奈川県eスポーツ連合から機材を無償で貸してもらうなどの協力も得た。
次回参加者も募集
イベント当日は20代前半を中心に15歳から43歳の14人が参加。ほぼ全員がコミハを利用するのは初めてだった。自称ぷよぷよ芸人の横浜ヨコハマの上仲誠彦さんが司会を務め、会場を盛り上げた。「アンケートで『とても楽しかった』という声を聞き嬉しかった」と園田さん。しかし、初開催のためルールの設定が甘かったり、スクリーンが観客席から見にくいなどの改善点も。「次回開催には、修正できることは修正して、より良いものにしたい」と話した。
同イベントは19日(小学生部門)と1月15日(小学生部門・一般部門)にも開催予定。参加無料。申し込みは柳町コミハ(【電話】045・785・2403)へ。伊藤さんは、「参加賞のお菓子や、賞品もあるので、ぜひ多くの方に参加して楽しんでもらいたい」と呼びかけている。
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