災害時にタクシーで充電 (株)エヌケイキャブ(磯子区中原)
磯子区中原のタクシー会社・(株)エヌケイキャブは、昨年から「TOYOTA JAPANタクシー」の新車両を導入した。同車は100V・1500Wのコンセントを車内に装備。及川泰寛代表取締役は「災害時にはスマホの充電ステーションなどとして、地域の役に立てれば」と話す。
導入のきっかけは東日本大震災。停電やガソリンの供給不足が相次いだが、震災後もLPG(液化石油ガス)の供給は止まらなかった。今回導入した車両はLPGを燃料とするハイブリット型。災害時も燃料の供給が見込める上、コンセントを装備しているため、スマートフォンの充電や家電の使用にも対応できる。さらに、ガソリン車と比べて二酸化炭素排出量も少ないという。
この車両はまだ1台だが、今後徐々に増やしていく方針。及川代表は「ゆくゆくは近隣の避難所を支援できる台数になれば」と話した。
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