健康と幸せ運ぶアーユルヴェーダ 文・寺島まき(アーユルヴェーダ・ライフスタイル・カウンセラー)6月 「生姜+岩塩+レモン」で消化力アップ
雨続きで湿度が高く、夏に向けて蒸し暑さも加わってくるこれからの季節は、1年の中でも体力が落ち、消化力も低くなっていきます。そこで梅雨から夏に向けて健康に過ごす鍵は、消化力アップです。
アーユルヴェーダでは「辛味・酸味・塩味」が消化力を上げると言われます。これらの味を食前に取り入れ、消化の火をしっかり灯してから食事を取ることが勧められます。
具体的には、生姜のスライス1枚に岩塩ひとつまみと、レモン汁を少々かけたものを食事の30分ほど前に召し上がってみてください。胃の辺りがじんわりと温まり、食事を受け入れる準備が整ったことを実感されるはずです。食事の時間だけれどもあまりお腹が空かないという時に特におすすめです。
しかし、お腹が空かない理由は、前の食事がきちんと消化されていないということなので、自分の今の消化力に対して量が多過ぎなかったか、肉や魚、油分、砂糖など消化に重く時間がかかるものを取り過ぎなかったかを見直してみてください。次の食事までにお腹が空くことが適量の目安。適量は同じ人であっても季節や体調によって日々変わりますので、よくよく観察し、消化力の低下を感じたら『生姜+岩塩+レモン』をお試しください。
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