戻る

金沢区・磯子区 社会

公開日:2023.02.09

シーサイドライン
対刃物想定し訓練
金沢八景駅で警察と

  • 刃物を持つ犯人役に対応する警察官

 シーサイドライン金沢八景駅で1月31日、車内で刃物を使用した事件が発生したことを想定した訓練が実施された。

 (株)横浜シーサイドラインと金沢警察署が合同で行った訓練。ホームに止まった実際の車両で実施し、約50人が参加した。刃物を持つ不審者が車両内で乗客に被害を及ぼす事案を想定し、同社員と警察官が非常連絡から乗客の避難誘導、犯人確保までの対応を連携して実践した。

 近年は小田急線や京王線での刺傷事件や、九州新幹線での放火など鉄道車両内での事件が増加。同署の小澤伸一署長はこうした事案に触れながら「走行する車内での犯行があれば、迅速な状況把握や初動対応が重要。密接な連携や相互の理解を深めて、定期的に実践訓練を行う必要がある」とコメント。同社の猪俣宏幸社長は「我々はお客様トラブルへの対応はあっても、意志を持って犯罪を犯す相手への対応は経験がない。今日の気づきや反省を、お客様の安全のために生かしていきたい」と話した。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

金沢区・磯子区 ローカルニュースの新着記事

金沢区・磯子区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS