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金沢区・磯子区 社会

公開日:2023.08.10

磯子区社協
アン動物病院と協定
地域の見守りへ連携

  • 同協議会の葉山知則事務局次長、伊藤事務局長、成田まどか院長、佐藤さん(左から)

 磯子区社会福祉協議会は7月26日、区内東町のアン動物病院と「見守りネットワーク事業」の協定を締結した。昨年8月の第一生命保険株式会社横浜総合支社との協定締結に続いて2例目。

 同事業は、誰もが安心して暮らし続けられる社会を目指し、区内の事業者による地域での見守り活動を進めるもの。近年は犬や猫などの多頭飼育が問題になる中、飼い主が管理しきれなくなったり、経済的な困窮状態になるなどの生活課題の防止や解決につなげるために、同院と同協議会が連携して取り組む。

 具体的には、協定に基づいて同院が必要に応じて同協議会へ情報を提供し、関係機関と協力しながら支援につなげていく。同院の愛玩動物看護士の佐藤由紀子さんは「お年寄りや障害のある飼い主の方へ、周りがケアをすることで、ペットも生涯を全うできれば、人と動物が一緒に暮らす幸せな時間を過ごせるのでは」と話す。

 同協議会の伊藤学事務局長は「ペットを切り口にした支援の仕組み、あり方に気づかされた。今後もさまざまな業種、職種と連携していきたい」と話した。

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