港南区・栄区版 掲載号:2012年1月19日号
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25周年を迎えた港南図書館長 上田 恭久さん 磯子区在住 62歳

図書館と地域をつなぐ

 〇…1月21日に25周年を迎える港南図書館で2009年4月から館長を務めている。記念行事がめじろ押しの中、「図書館ならではの企画を」と考え、開館からこれまでの歴史をまとめた記念誌を3月に発行する予定など、節目の年を盛り上げるために奔走中だ。

 〇…前職は横浜市職員。働くかたわら、小学校のPTA役員や青少年指導員のボランティア活動を積極的に行っていた。その経験から、前職は本とは縁のない仕事をしていたが「子どもたちや地域と関わる仕事がしたい」と考え、再任用で図書館へ勤務することに。仕事をしていて一番印象的なのは本を貸し出す際の子どもの笑顔だ。そんな姿に、ジャンルを問わずに伝記や図鑑を図書館で借りては読み漁っていた自身の少年時代を重ね合わせる。「これから本が読める、という笑顔を見ると私も嬉しくなる」と話す顔は、子どもたちと同様に幸せそうだ。

 〇…「港南図書館では地域との協働活動がうまくいっている」。読み聞かせやボランティア団体が活動している数は市内の図書館の中で最多。館内では読み聞かせや港南区に関する歴史の講演会などの企画のほか、小学生の夏休みの学習支援として、敷地内にある自然の中で児童が発見した生物を図書館の本で調べる「森の中のプレイパーク事業」を実施し、好評を博した。「今後も地域住民の活動の場として図書館を活用してほしい。講座や読み聞かせなどの企画を通して本に興味をもってもらえれば」と熱を込めて話し、本の魅力を伝えるのに余念がない。

 〇…今後は「子どもの読書活動の支援や港南の郷土史を知ってもらう企画、高齢化している区内の現状を踏まえた講座なども行っていきたい」と地域に寄り添った目標を掲げ、図書館を通じて港南区の良さを広げていきたいと目を輝かせる。「次の節目である30周年は私の後輩が、より事業を充実させてくれるはず」と未来に思いを馳せている。
 

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