「丸山大(だーい)ホコテン2016」の実行委員長を務める 大和田 聡(あきら)さん 日限山在住 46歳
いつも「楽しむ」を忘れず
○…地下鉄上永谷駅から丸山台中学校方面を中心に広がる丸山台商店会は、昨年に続き2回目の歩行者天国イベント「丸山大(だーい)ホコテン」を3月20日に開催する。今年の実行委員長を担い、「誰が来ても、誰もが楽しめるホコテンにしたい」と意欲を語る。ホコテンエリアは昨年の約2倍になり、自ら提案したフリマも1年越しで実現。「皆のアイデアが1つずつ実現していく。丸山台のこの勢いは楽しい」
○…院長を務める丸山台接骨院は、商店会のメーンストリートからやや離れた場所にある。1998年に開院後、しばらくして商店会に加入したが、「商店会の『外れ』で、これといった関わりはなかった」と明かす。転機は2014年春。商店会青年部を立ち上げようと、30代40代を中心とする若手商店主が動き出した。懇親会に出席すると「面白そうな感じがして、なんでも協力したいと思った」。その時のメンバーが、現在は商店会役員に。週1回のミーティングには毎回参加し、イベントの企画などをしながら親睦を深めている。
○…東京都府中市出身。高校卒業後は進路に悩んだが、母の勧めで接骨院での見習いを始めた。並行して専門学校で資格を取得し、約10年間修行。「自分の手を使って何かを成すという職人的なところが自分に合っていた」。その後、日限山で暮らす両親の近くで働こうと丸山台で開院。当初は不安も多かったが、「いつでも楽しもうと心がけている。逆境も楽しんでダメでもなんとかなるだろうって」。
○…教習所の教官だった父から、「これからは車の時代。事故を起こさないように、早く交通社会に慣れろ」と免許取得を勧められたのがきっかけで、バイクが趣味になった。レース用の50ccから大型の850ccまで4台全てが「まずデザインが良いよね」というヤマハ製。仲間と耐久レースの開催もしている。「皆で楽しむ『お祭り』が好きなんですよ」。商店会のお祭りに向け、フルスロットルだ。
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